往年の薩摩街道を訪ねて



                               2月23日(日) 参加者12名

  今回は歴史探訪とハイキングを兼ね薩摩街道大口筋の白銀坂、龍門司坂、ユーモラスな

山容をした蔵王岳を訪ねた。幸い天気にも恵まれ充実の1日だった。

  1.白銀坂 (標高差:340m 登り:1時間20分、下り1時間)

薩摩街道の難所であった白銀坂は現在も2.7kmが昔と変わらず石畳のまま残っている。

高低差は約300m以上あり石畳には跨げないほどの大石もあるので大名行列はさぞかし

難儀をしたことだろう。途中の第2展望台からは鹿児島湾の素晴らしい風景が見られた。

石野さんの説明を聞きながら、ゆっくり歩き往時を偲んだ。

  2.蔵王岳 (標高差80m 登り:30分、下り20分)

高速道路からよく目立ち独特の山容のこの山は石野さんが昔訓練でよく登ったと言う。

登山道に標識などは無いが道はしっかりしている。上部はかなりの急勾配で木の根っ子

を掴みながら慎重に登った。国旗が掲揚されている頂上からの眺望は樹林であまり無い。

  3.龍門司坂(標高差80m 登り:15分)

杉の木立と苔むした石畳の風情が美しい龍門司坂は現在490mが昔のまま残っている。

滑りやすいので注意しながら歩くとほどなく坂上に着いた。龍門司焼の窯元をしばし見学。



  吹上 8:35 → 白銀坂駐車場 9:30/9:50 → 登山口9:55→ 白銀坂頂上 11:15/11:30

→ 布引の滝(昼食)12:30/13:00 → 白銀坂駐車場13:10→

  蔵王岳登山口13:35/13:45 → 蔵王岳山頂14:15/14:25 → 登山口14:45/14:50

  →龍門司坂駐車場14:55/15:00 →龍門司坂上15:15→ 龍門司窯15:30/1545→

  龍門司温泉16:00/16:40→ 吹上17:30 → 吹上砂丘荘(2次会)18:00/20:30

  石畳の白銀坂     奇岩の蔵王岳    苔むした龍門司坂    奇岩の蔵王岳

                 石畳みの白銀坂                     砂丘荘での宴


                                             山行報告へ戻る